胸焼けと二日酔い。そしてタリーズで川上未映子を読んでた
「あー、気持ち悪ぃな」ってずっとぶつぶつ言ってたような気がする。
2018年の元旦にとっても素敵なインフルエンザA型というものにかかり、三が日はたっぷりと布団の中でげっそりとして世の中を恨んでいたんだけど、最近の医療の発達ってのは大変すばらしく熱は薬を吸引したら1日で引き、あとはもう誰かにうつさないように日陰をこそこそと生きてきて、それもようやく先日解禁して昨晩ケースケの家に行って飲んだ。
先日、マッチさんと飲んだときも思ったんだけど、やっぱりどうにもインフルエンザ前と後では酔い方が変わってしまったのか、単純に酒を飲んでいなかったので肝臓とかがまともになったのかわからんけども、とにかくすぐに酔い、そして気持ち悪くなるようになってしまった。
これは退化なのか進化なのかわからん。
今まではどんだけ飲んでも気持ち悪くなるなんてことは無かったんだけど、きっと肝臓とかが「こいつまた飲み過ぎるからさ、ちょっともう気持ち悪くしちゃわね?」って他の臓器とか脳を説得したんだろうと思う。
で、今は胸焼けがひどい。
胸焼けなんて長芋を食ったとき以外はそんなないのに。
というわけで、今日からこのブログを書くことにした。
酒を飲んでも気持ち悪くなるくらいなら、もう書こう書こう、とよくわからないけれどそう思ってしまったもんだから、思ったらやり始めてしまうというのがこれ人情である。
そもそものきっかけは、今朝、自宅前の駐車場を除雪車が入るから、その間車をどっかに持ってってくれという紙が玄関にあって、あぁじゃあちょっとホームセンターに行ってシンナーを買おうと思っていたのでこれはちょうどいい、ということで朝早くに車に乗ってホーマックに行ってシンナーを買った。
ただ、そこからやることがない。
シンナーを買ってしまったら今日の僕にはもう外の世界に用事など無いのだ。
そこで仕方なくイオンに行ってそこの書店に入り、やべーなちょっとウンコしてぇなとか思いながらも星新一のショートショートと、川上未映子のエッセイを買い、そのままイオンのトイレに入ったんだけど、たまにあれよな、「こいつなんぼほどトイレットペーパー使うのよ」っていうくらい、ぐるぐるぐるぐると隣から紙を取っている音が聞こえることがあるけど、それが今朝のイオンのトイレで起こり、なんか怖ぇなとか思いながら脱糞を完了。
そしてまだまだ時間はたっぷりある。
なので1階のタリーズに行ってコーヒーを注文し、そこで前述の川上さんのエッセイを読んでいたんだけど、あぁなんだろう、エッセイって良いよな、この川上さんの語り口も凄くしっとりとしていて、語彙もあってすげぇなとか思い、そしてそれを何編か読んでから、「よし、時間はまだまだあることだから、国語辞典を買いに行くぞ」とまた車に乗り込み、ブックオフに行って国語辞典を買ってきた。
僕は多分、持ち物ってものが極端に少ない。
だから持ち物が少なくて、そうなるとちびちびと好きな小説を買い揃え、先日は英和辞典を買い、そして今日は国語辞典だ。
国語辞典、なんだろうこの特殊な存在。
時々暇なときなんかに寝転がりながら読んでいると、世の中には知らんことが沢山あるけど、自国語さえも知らん事ばっかりだから、こりゃとりとめもねぇなぁと思う。
そのとりとめの無さみたいなものを感じるのって、なんか良いじゃない。
二日前に買ったBOSEのスピーカーから、もう死んでしまったボーカルの歌声が聴こえてくる。
外は吹雪。
そして僕は多分3日以内に田舎に引越すのだ。