アリノハネのブログ

北海道美唄市の革製品とかの店

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店の商品に値札と説明を書き始めた。あと、靴作り

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店にカメラを忘れてきたから、革包丁の写真で誤魔化してます。
おはようございます。

値札と商品説明の紙

今ある在庫品にようやく値札と商品説明の紙を昨晩こそこそと書いて、棚に貼っていきました。
僕はそんな口下手な方じゃないってのは自覚しているんだけど、なんだろ、自分がどっかの店に行ったときに、後ろの店員さんが「それは〇〇です」「そっちは〇〇であれです」とか言われると、「なんか監視されてる気がする!だ、誰だ?!」と思ってしまうタイプなので、ここはもう、商品説明の紙を全てに用意して、あとはお客さんに読んでもらうのがベターなんじゃないかなと思ってるわけなんです。

で、一応ほぼ全てのものに貼っていったんだけど、気が付けば商品棚がその紙だらけになっていて、あーぁ、なんかよくわからん棚になっとるわと思っていたんだけど、まぁね、見た目はすっごい大事だけど、お客さんにとっても僕にとってもなるべくストレスの無い方が良いだろうってことで、しばらくはそれでやってみようと思ってます。
そんで、時々言われるんだけど、僕の字はなかなかのクセ字だってことと、文字がすっごい小っちゃいです。

先日もユカ姉に「女の子みたいな字書くね」って言われ、「まぁそうすね。気持ちはいつだって女の子ですから」って答えたら、それなりにスルーはされたんだけど、その辺ももう気にしないでさ、自分の好きなようにやったら良いじゃない。

他のお店と同じにする必要なんて別に無くて、結果的にお客さんにとってわかりやすい店であり、僕にとっても作業が少しでも捗るようにすることが一番でしょう。
僕が言いたいのは、自分の好きなようにしちゃおうってことです。
つまり「画一化されたものが正義だとは、必ずしも言い切れないのだ」って考えて良いんじゃない? ←ここは名言ぽく読んでください

皆さんの靴欲の高さ

倉知さんのおかげで、昨日も数名のお客さんが入ってきてくれまして、簡単にお話をさせてもらったんですが、結果的に皆さんは「靴の木型見て入ってきたんだけど、靴も作るんですか?それなら欲しい」って方が大半でした。

で、僕が今のところ考えている靴作りのテーマは「軽さ」です。
底を革底にするのも良いんだけど、この北海道では履けるシーズンは年間で約半分しかないし、何よりコストと時間が掛かり過ぎてめっちゃ高い靴になってしまうなと。

先日、実家に寄ったときも親父がもう15年くらい前に僕が作った靴をまだ履いていて、「結局軽いし楽だからあの靴をまだ履いてるわ」って言っていたのもあり、総合的に考えて僕が考える靴のターゲットは、女性(可愛い子ちゃん)と年配の方です。

ちなみにこれから靴を作って販売するってなっている今、僕が毎日履いているのはVANSです。
だって楽だもん。

もちろん市販されている靴に比べると割高になっちゃうけど、身近に15年同じ靴を履いてくれている人がいるってのは大きな救いでして、それだけの年月を履いても問題無いってことは実証されているわけなので、長い目で見てトータルコストを考えたら、多分僕が作る靴の方が安くて履きやすくなっているはずです。
底の張り替えも出来るしさ。

そんなわけで、今日も仕事をして、夜に自分用の型紙作りを開始しよ。
釣り込みまではいけないかもしれないけど、ここは一つ、じっくりとやってみようと思ってます。

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